県では、「三重県子ども条例(平成23年4月施行)」に基づき、子どもの権利が尊重される社会の実現をめざして、子どもが豊かに育つことができる地域社会づくりに取り組んでいます。
子どもたちは「三重の宝」です。子どもたちをのびのびと守り育て、子どもたちの輝く「未来」の実現をめざします。
三重県知事 一見 勝之
8月号の特集
2024.08.01(2024.08.01更新)
県では、「三重県子ども条例(平成23年4月施行)」に基づき、子どもの権利が尊重される社会の実現をめざして、子どもが豊かに育つことができる地域社会づくりに取り組んでいます。
子どもたちは「三重の宝」です。子どもたちをのびのびと守り育て、子どもたちの輝く「未来」の実現をめざします。
三重県知事 一見 勝之
子どもの権利条約の理念にのっとり、子どもの権利が尊重される社会の実現をめざして制定された条例です。
詳しくはこちら
「三重県子ども条例」の施行から10年以上が経過し、子どもを取り巻く環境は大きく変化しています。いじめ、不登校、児童虐待相談対応件数が過去最多となるほか、子どもの貧困、ヤングケアラーといった課題も顕在化しています。
このような状況を踏まえ、県では今年度、「三重県子ども条例」の改正、「三重県こども計画(仮称)」の策定を進めています。
有識者、子ども・子育て支援団体の代表者のほか、高校生・大学生など子ども・若者当事者も参画する三重県こども政策検討会議を開催し、「三重県子ども条例」の改正、「三重県こども計画(仮称)」の策定に向けた検討を進めています。
会議に参画する津西高等学校の生徒
県内各地において、小学生から大学生までのグループ(全17グループを予定)による「こども会議」を開催し、「子どもにとって大切なこと」、「大人に期待すること」などのテーマで話し合いを行っています。
子どもたちの意見は「三重県子ども条例」の改正、「三重県こども計画(仮称)」の策定に反映していきます。
キッズスタッフは、子どもたち(県内の小学3年生から6年生)がイベントを企画し、運営し、参加する、子どもが主体の取り組みです。
展示物やしかけ、チラシなどもすべてキッズスタッフの手作り。子どもたち一人ひとりが運営スタッフであることを自覚して活躍し、みんなで企画を実現しています。
今年度もキッズスタッフイベントを開催しています!詳しくは、ウェブサイトをご確認ください。
みえこどもの城
男性の「育児・家事スキル向上」の参考にしていただくための、16のストーリー動画(YouTube)を公開しています。ぜひご覧ください!
ストーリー動画はこちら(三重パパ大作戦)
みえ次世代育成応援ネットワークキャラクター
「みっぷる」
子どもの豊かな学びや体験の機会をつくるため、地域の協力企業と、参加希望施設・団体をマッチングしています。
詳しくはこちら(オシゴトチャレンジ ミエキッズ)
家族や友だち、地域の方など身近な人へ、普段は言えない「ありがとう」を一行詩(短いメッセージ)に込めて伝えてみませんか。
【応募期間】
9月30日(日)まで
応募方法など詳しくはこちら(ありがとうの一行詩)
第15回ありがとうの一行詩コンクール作品集はこちらからご覧になれます。
問い合わせ先
子ども・福祉部 少子化対策課
電話番号:059 - 224 - 2404
FAX番号:059 - 224 - 2270
メールアドレス:shoshika@pref.mie.jg.jp
ヤングケアラーとは、家族の介護その他の日常生活の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者とされています。
例えば・・・
障がいや病気のある家族に代わり、食事の準備や掃除、洗濯といった家事や家族の身の回りの世話などをしている。
家族のケアをすること自体は悪いことではありませんが、子どもの年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負うことで、心身の健康、学習面、社会との関わりに影響を及ぼすことがあります。
ケアを理由に
・勉強の時間や遊ぶ時間がとれない
・睡眠不足、心身の不調をきたす
・やりたいことができない
など、子どもの権利が守られていない可能性があり、周りの大人が支援を行っていく必要があります。
・学校・地域・医療・福祉など、関係者向けの「研修会」の開催。
・「ヤングケアラー支援ハンドブック」の作成。
・県民の皆さんに理解を深めていただく「出前トーク」の実施。
・身近に、「ヤングケアラー」かもと感じる子どもがいたら、まずは寄り添って話を聞いてあげてください。
・サポートが必要な場合やどうすればよいか分からないときは、市町の児童福祉担当課へご相談ください。
問い合わせ先
子ども・福祉部 家庭福祉・施設整備課
電話番号:059 - 224 - 2271
FAX番号:059 - 224 - 2270
メールアドレス:kodomok@pref.mie.lg.jp
8月号の記事
2024.08.01(2024.08.01更新)
令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、飲料水、トイレやお風呂といった生活用水だけでなく、医療機関なども含めて、広い範囲で断水が長期化し、住民の生活に大きな影響を及ぼしました。
このため、水道水や水道施設の重要性が再認識されています。三重県企業庁では、南海トラフ地震に備え、強靭な水道施設の整備を進めています。
三重県企業庁は、県が経営する公営企業です。日常生活や経済活動に欠かせない水を安定してお届けするために、徹底した管理のもと、さまざまな設備で水を処理して、県内需要の約30%の「水道用水」を18市町に供給しています。
三重県企業庁をもっと知りたい方はこちら(三重県企業庁)
地震に強い水道管への更新
直径25cmの水道管を1km耐震化するには、約1億4千万円もの費用がかかります。
※更新箇所の状況により変動します。
水道管内の水流を制御するための「制水弁」の取替
老朽化した水道管の撤去
地震に弱い水道管がまだ32%あり、今後、老朽化の進行も見込まれるため、引き続き「耐震化」や「老朽化対策」の取り組みが必要です。
このような安全で安心な水道水を安定的に供給するための取り組みは、皆さんからの水道料金によって支えられています。
「三重県企業庁の浄水場で水道水のことをもっと学ぼう!!」を開催中!
浄水場見学や水処理実験で、きれいな水道水の秘密を探ろう!
詳しくはこちら
問い合わせ先
企業庁 企業総務課
電話番号:059 - 224 - 2822
FAX番号:059 - 224 - 3045
メールアドレス:kigyok@pref.mie.lg.jp