県政だよりみえWEB版

令和6年(2024)6月号のご紹介

令和6年(2024年)6月号の内容

特集
梅雨・台風期に備える行動&持ち物チェック!
注目記事
令和7年4月に県立夜間中学「みえ四葉ヶ咲中学校」が津市に開校します!
記事
交通安全啓発事業「無事故・無違反チャレンジ123」
記事
流域治水の推進・水災害対策
記事
三重県土砂災害情報提供システム

6月号の特集

2024.06.11(2024.06.11更新)

風水害の対策は
万全ですか!?
梅雨・台風期に備える
行動&持ち物チェック!

県政だよりみえ令和6年(2024)6月号特集

大雨・台風は、気象情報からある程度予測することができます。事前の備えで、ご自身やご家族などの身の安全を守りましょう!

風水害から身を守るために、ハザードマップや避難場所の確認、ふだん食べているものを消費しながら備蓄するローリングストックを心がけましょう。

三重県 知事 一見 勝之

三重県知事一見勝之

近年の大雨による被害

近年は台風のほか、同一地域で短時間に多量の雨が降り、河川氾濫や土砂災害の原因の一つとなっている「線状降水帯」が全国各地で多発しています。

令和2年7月豪雨(熊本豪雨)

九州を中心に記録的な大雨が降り、河川の氾濫が相次いだ

(写真:熊本県人吉市/出典:熊本災害デジタルアーカイブ/提供者:人吉下球磨消防組合消防本部)

令和4年8月豪雨災害

新潟県、石川県などの各地で土砂災害や河川の氾濫が発生

(写真:新潟県関川村/提供者:新潟県)

線状降水帯による大雨の予測が発表されたら要注意!

昨年の6月には、線状降水帯が発生したことをお知らせする「顕著な大雨に関する気象情報」が、県内で初めて発表されました。

線状降水帯による大雨が予測された際には、気象台が半日程度前から呼びかけを行いますので、危機感をもって災害に備えましょう。

線状降水帯の雨域(赤い楕円で表示)

出典:気象庁ホームページ(今後の雨)一部加筆

線状降水帯の雨域が発生した場合は、適切な避難行動をとってください。

線状降水帯などの大雨に関する情報は「防災みえ .jp」メール配信サービスにて配信しています。

警戒レベル4「避難指示」は、すぐ近くまで危険が迫っています。発令までに必ず避難を!

大雨の際は、市町から避難情報が発令されます。警戒レベルごとの「居住者等がとるべき行動」を覚えておきましょう。

内閣府 警戒レベル

避難情報

「非常持ち出し品」は、軽量化してリュックサックなどにまとめましょう!

            
チェックリスト

「災害リスク」を事前に確認して、被害を最小限に抑えましょう!

市町発行の防災マップ(ハザードマップ)などで、地域の災害リスクや避難経路などを事前に確認しましょう。

Myまっぷラン+(プラス)」を活用して、避難計画を立てておきましょう。

家族構成に合わせて「備蓄品」を備えておきましょう!

大規模災害が起きると、被害が広域にわたり、支援物資などの到着までに、相当な時間を要します。

次の目安を参考に1人あたり最低3日分、できれば7日分以上の備蓄品を備えましょう!

【目安】大人1人 7日分
・飲料水 21リットル
・食料 21食分
・携帯トイレ 35回分
・常備薬 7日分 など

消費をしながら備蓄するローリングストックがお勧めです。

最新の防災情報を入手するために「防災みえ.jp」に登録を!

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気象・台風・地震に関する情報、防災情報などを配信している総合防災サイトです。

各種サービスから防災情報を受け取り、大切な人に電話などで避難を呼びかけましょう。

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問い合わせ先

防災対策部 地域防災推進課
電話番号:059 - 224 - 2184
FAX番号:059 - 224 - 2199
メールアドレス:bosai@pref.mie.lg.jp

6月号の記事

2024.06.11(2024.06.11更新)

水災害への意識を高めて
対策や行動に
つなげましょう!

県政だよりみえ令和6年(2024)6月号記事

水災害から皆さんを守るため「流域治水」の取り組みを進めています

近年、気候変動の影響により水災害が激甚化、頻発化しており、水災害のリスクが高まっています。

このため、水災害から流域を守るために、県では、河川改修やダム建設などの対策を進めるとともに、流域に関わるあらゆる関係者(国・県・市町・企業・住民など)が協働して水災害対策を行う「流域治水」の取り組みを推進しています。

流域治水の取り組み

流域治水の取り組みは大きく3つの対策に分けられます。

① 氾濫をできるだけ防ぐ・減らすための対策

河川改修・堆積土砂の撤去・ダム建設などの治水対策、田んぼダムや農業用ため池を活用した雨水貯留対策、森林整備による保水力の向上などを推進しています。

② 被害対象を減少させるための対策

水災害リスクの高い地域から低い地域への移転促進などを推進しています。

③ 被害の軽減、早期復旧・復興のための対策

ハザードマップの作成・公表や、インターネット・SNSによる河川水位情報・降雨情報の発信などを推進しています。

流域治水イメージ図

県の「流域治水」の取り組みはこちら

水災害の発災時に、被害を最小限に抑えるためには皆さん一人ひとりが、自分の身を守れるよう日頃から備えておくことが大切です

水災害リスクを知る

下記のウェブサイトなどを活用して、危険性を知ることから始めましょう。

● ハザードマップポータルサイト

・重ねるハザードマップ

地図上に災害の種別ごと(洪水や土砂災害、高潮など)のハザードマップを重ねて見ることができ、自身の行動範囲におけるリスクが把握できます。

・わがまちハザードマップ

「だれでも」「どこからでも」日本中のハザードマップを「まるごと」閲覧することができます。

水災害リスクを自分事と捉える

自分に起こるかもしれない危険を想定して、避難方法などを考えてみましょう。

どんな場面での発災か?

朝、昼、夕方、夜、就寝中、自宅、勤務先、学校、買い物中 など

どんな危険が考えられるか?

・水害の場合…住宅の浸水、建物の流失、停電、交通機関のまひ、通信障害 など
・土砂災害の場合…がけ崩れ、地すべり、土石流 など

どんな避難ができるか?

・自分の生活範囲のどこに避難場所があるのか確認しておく。
・避難場所までの安全な経路をあらかじめ自分たちで決めておく。

水災害は他人事ではありません。自分の身に置き換えて考えましょう!

水災害から身を守る行動をする

最新情報を入手し、適切なタイミングで安全に避難しましょう。

川の水位情報

豪雨などの際に、川の水位情報や河川ライブカメラの画像をリアルタイムで入手できます。

キキクル(危険度分布)

大雨による土砂災害・浸水害・洪水災害の危険度の高まりを、地図上で確認できるシステムです。災害の危険度を5段階で色分けしてリアルタイムに表示します。

防災みえ.jp

気象・台風・地震に関する情報、防災情報などを配信している総合防災サイトです。

問い合わせ先

県土整備部 河川課
電話番号:059 - 224 - 2682
FAX番号:059 - 224 - 2684
メールアドレス:kasen@pref.mie.lg.jp

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